インターネットトラブルに遭わないために
最終更新日:2011年12月19日
情報収集のほか、買い物やゲーム、電子メールや電子掲示板など、今やインターネットは私たちの暮らしと切り離せなくなっています。
それにともない、インターネットに関連する消費生活相談も増え続け、迷惑メール、出会い系サイト、オークションなど新しいトラブルが次々と発生しています。
インターネット(携帯電話)トラブルに遭わないための事例とアドバイス
事例1.ポイントを買わせるメール交換サイト
無料サイトで勧誘する有料メール交換サイト
自分のアドレスに芸能人のマネージャーと称する人から「芸能人の悩みを聞いて欲しい」とメールが来た。メールのURLをクリックしたら有料メール交換サイトに誘導された。マネージャーが「メール交換費用は支払う」と言うので後で立て替え金は支払ってもらえると思い、クレジットカードでポイントを買い、頻繁にメールをやり取りしたが、「芸能人本人のメールアドレス」は教えてくれなかった。不審に思い、メールを無視していたところ、クレジット会社から利用料金、数万円を請求された。支払えない。
アドバイス
会員交流サイトや懸賞サイトのなかで、「メル友になって」「お金をあげる」といった書き込みやメールで、有料メール交換サイトに誘導され、高額な支払いを余儀なくされるトラブルが多発しています。メール交換回数が増えるほどサイト運営業者が儲かる仕組みで、さまざまな名目で利用を継続させます。“サクラ”でメール交換させたのではないかと申し出ても“サクラ”の証明も、返金させることも困難です。ネットで知り合ったメール交換の相手を簡単に信用しないことです。
事例2.ワンクリック詐欺
携帯電話でネットサーフィンをしていたら、いつの間にかアダルトサイトに。軽い興味で写真をクリックしたら「自動登録されました」という表示と“個別識別番号”が出てきた。あわててページの一番下にある利用規約を読んでみると、「利便性を優先した自動入会・後払いシステムである」「クリックした時点で自動入会となる」「1万8000円を入会日から4日以内に振り込むこと」などが書いてあった。重要な利用規約がページの一番下にあることや、支払いに対する確認もないことが納得できない。お金は支払いたくないが、払わなければ「個体識別番号から調査して職場や自宅に連絡する」と書いてあるため困っている。
アドバイス
アダルトサイトや出会い系サイト、携帯電話着メロダウンロードサイトなどで、何らかの項目をクリックしたところ、いきなり「登録ありがとうございます」などと表示され、料金を請求されるのが「ワンクリック詐欺」。インターネット上で有償の契約をする場合は、本契約の前に必ず「このページ以降はお金がかかります」というような申し込み画面を表示すること、申し込み確認画面を表示することなどが法律で義務付けられているため、明らかに違法。支払う義務はありません。
あわてて業者へ連絡を取れば、新たな個人情報を知らせることになってしまうので、無視をする。
たとえ相手から提示された携帯電話の機種名や個体識別番号、自分の位置情報が事実だったとしても、それらの情報から個人情報が漏れてしまうことはないので、過度に不安になる必要はありません。
くれぐれもクリックは慎重に。最初に「有料」なのか「無料」なのか、利用規約はあるのか、申し込みを入力したあと内容確認画面などを必ず確認しましょう。
事例3.ペニーオークショントラブル
音楽再生用の携帯端末を低価格で販売しているサイトを検索していたところ、このオークションサイトを発見した(ペニーオークション)。
ここでは、オークションサイト自身が商品を出品し、出品開始価格はいずれも0円や1円だが、入札するごとに専用のポイントが必要となり、1回入札するごとに50円かかるしくみであった。
会員登録してカード番号を登録、2500円分の入札権(ポイント)をクレジットカードで購入した。
しかし、お目当ての商品の入札に参加するも、過去最高のありえないぐらいまで価格を吊り上げられ、これは“いかさま”だど確信した。
ペニーオークションとは
商品の出品は全てオークションサイトで行い、登録したユーザーは入札するためのポイントを予め購入し、そのポイントを使って入札する。ポイントの購入は、クレジットカードや電子マネーなど。クレジットカードの場合は、決済代行会社が介在している。
落札できた場合は、落札した商品代金のほかに、入札に要したポイント分の料金(ポイント×入札回数)が発生する。ポイントは入札にかかかる手数料のため、仮に落札できなくても、入札に使用したポイントは返還されない。出品時間内に他のユーザが入札した場合は、出品時間が一定時間(何十秒)自動延長となる。
注意、アドバイス
- 入札に没頭し手数料ばかりかかり、さらに途中でやめると手数料が無駄になると思い入札を続けてしまう傾向がある。
- 利用は慎重に。
- 参加するなら、冷静な判断力を失わない。
- 一度“通貨(ポイント)”を購入すると返金されない。
- 不審なサイトは利用しない。
- トラブルにあったら、ひとりで悩まず、市役所くらしの相談室、松本消費生活センター等に相談しましょう。